2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

孟嘗君

いわゆる「食客3千人」とも言われた「戦国4君」といえば、斉の孟嘗君(もうしょうくん)、趙の平原君(へいげんくん)、魏の信陵君(しんりょうくん)、楚の春申君(しゅんしんくん)のことだ。4君が活躍した舞台は古代中国。紀元前770年、周の平王は…

太祖王建

それまで「点」でしか理解し得ていなかったその時々の歴史の事象が、歴史の大きな流れの中で、「1本の線」としてつながり始めた時、歴史愛好家の私はいささか喜びを感じてしまう。その一つの例が、最近になってようやく朝鮮半島における各王朝の興亡が、私…

オランカイ

20年振りに司馬遼太郎の「韃靼疾風録」を読み返した。前々回のこのブログでも書いたが、小前亮の小説「十八の子 李巌と李自成」を読み、中国の「明」から「清」への変遷を題材にした小説によって、改めてこの時代を振り返ってみたかった。で、そういえばと…